Accessでお仕事 ウィザードを使用してクロス集計クエリを作成する
★クロス集計クエリの例★
大量のデータを可視化する目的で、「クロス集計(ピボットテーブル)」は、強力なツールです。
Access を使えば、簡単に「クロス集計」表を作れます。是非お試し下さい。
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列数が変化するクロス集計クエリと連結するフォーム
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クロス集計クエリ ウィザードの使い方
- データベース ウィンドウで [オブジェクト] の (クエリ) をクリックし、データベース ウィンドウのツールバーの [新規作成] をクリックします。
もしくは、メニューの「挿入」→「クエリー」で、「クロス集計クエリーウィザード」を選択します。 - [クエリの新規作成] ダイアログ ボックスの [クロス集計クエリ ウィザード] をクリックします。
- [OK] をクリックします。
- 「クロス集計クエリウィザード」の小窓が表示されます。
画面に表示される指示に従って操作します。
この例では、クロス集計を行うフィールドがあるテーブルとして、「Order」を選択します。
以下表示するフィールドを指定してゆきます。行見出し(縦軸)には、複数のフィールドを組み合わせて指定することができます。
ウィザードの最後の画面では、クエリを実行するか、その構造をクエリのデザイン ビューで表示するか選択できます。作成されたクエリが目的のものと違う場合は、再度クエリ ウィザードを実行するか、デザイン ビューでクエリを変更できます。クエリをデザイン ビューで変更する方法の詳細については、 をクリックしてください。
javaのリスト内のNULL値をチェックする方法デザイン ビューで表示してみると、下のようになっています。
Access では、計算をしながら、クロス集計することもできます。
集計項目を、[単価]*[数量]の「金額」に、デザイン ビューで修正します。「集計:」の部分は、「演算」を選択します。空白の欄で、エラーにならないように、「IIf 関数」を使います。
結果を表示してみましょう。
SQL ビューで確認すると、項目を単純集計する場合と、演算結果を集計する場合の違いが、よく分かります。
- 既存の項目「数量」で集計する場合:
TRANSFORM Sum(Order.数量) AS 値
SELECT Order.得意先, Sum(Order.数量) AS [集計値: 数量]
FROM [Order]
GROUP BY Order.得意先
PIVOT Order.商品; - 演算結果 [単価]*[数量] で集計する場合:
TRANSFORM IIf(Sum([単価]*[数量]) Is Not Null,CCur(Sum([単価]*[数量]))) AS 金額
SELECT Order.得意先, Sum([金額]) AS [集計値: 金額]
FROM [Order]
GROUP BY Order.得意先
PIVOT Order.商品;
コンボボックスslectedアイテムを使用する方法
IIf 関数
構文:IIf(expr, truepart, falsepart)
指定項目 | 内容 |
---|---|
expr | 必ず指定します。評価対象の式を指定します。 |
truepart | 必ず指定します。名前付き引数 expr が真 (True) の場合に返す値または式を指定します。 |
falsepart | 必ず指定します。名前付き引数 expr が偽 (False) の場合に返す値または式を指定します。 |
解説:
IIf 関数では、名前付き引数 truepart または名前付き引数 falsepart のいずれか一方だけが返されますが、評価は両方の引数に対して行われます。このため、IIf 関数を使うと、予期しない結果が起きることがあります。たとえば、名前付き引数 falsepart を評価した結果 0 による除算エラーが発生する場合は、名前付き引数 expr が真 (True) であってもエラーが発生します。
★クエリのデータシート内のデータを操作する方法★
★クエリをカスタマイズする方法★
クエリに関する問題については、 をクリックしてください。
ヒント フォームのピボット テーブル ウィザードを使用するか、データ アクセス ページのピボットテーブル リストを使用すると、データベースで別のクエリを作成しなくてもクロス集計データを表示できます。ピボットテーブル フォームまたはピボットテーブル リストを使用すると、Excelの画面で、行見出しや列見出しを必要に応じて切り替え、データの表示方法を変更して分析できます。ピボットテーブル フォームの作成については、 をクリックしてください。
データ アクセス ページのピボットテーブル リストの作成については、 をクリックしてください。
Excel のピボットテーブルの使い方
Excelでは、ピボットテーブルを使って、クロス集計します。対象範囲を選択して、「データ」→「ピボットテーブル」として選択して、ウィザードを起動します。
クロス集計したい項目を、右の項目一覧からマウス左クリックで選択して、ドラッグして、「行」と「列」の項目欄に、それぞれ持っていって、マウスの指を離してドロップします。
実行すると、集計結果が表示されます。
注:
Excelのピボットテーブルで、表の行数(件数)を集計したい場合は、「行・列」どちらかの項目を、「データ」の部分にもドロップします。
Excel でクロス集計したデータの加工
一般に、クロス集計をすると、データは集約されて、原始データと比較してコンパクトになるので、Excelで簡単に加工できます。例えば、レコード毎に、単価×数量で金額を出しておいて、この金額をクロス集計すると、下のようになります。
そして、縦横それぞれの合計覧の一つをマウスで左クリックして、メニューの「データ」→「並べ替え」とすると、次の小さい画面が出ます。
ここで「OK」とすると、商品、得意先の攻略の優先順位が、簡単に判読できます。
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