とほほのJava入門
制御構文
[戻る] [前に] [次に]■ もし(if)
if 文は、「もし・・・なら」という制御を実現します。次の例では、もし a の値が 3 であれば、"a is 3." を表示します。
int a = 3; if (a == 3) { System.out.println("a is 3."); }
else は、「さもなくば」を意味します。次の例では、もし a の値が 3 であれば "a is 3." を、さもなくば "a is not 3." を表示します。
int a = 3; if (a == 3) { System.out.println("a is 3."); } else { System.out.println("a is not 3."); }
else if を繰り返して使用することもできます。次の例では、もし a が 3 であれば "a is 3." を、a が 4 であれば "a is 4." を、さもなくば "a is unknown." を表示します。
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int a = 3; if (a == 3) { System.out.println("a is 3."); } else if (a == 4) { System.out.println("a is 4."); } else { System.out.println("a is unknown."); }
■ 繰り返し(for)
for 文は処理を繰り返して実行する場合に用います。下記の例は、println() を 10回繰り返す例です。最初に i に 0 を代入し、i の値を ++ でインクリメントしながら、i の値が 10 よりも小さい間、System.out.println(i) の実行を繰り返します。
int i; for (i = 0; i < 10; i++) { System.out.println(i); }
■ 繰り返し(while)
while 文は、条件が真である間、処理を繰り返します。下記の例では、i の値が 10 よりも小さい間、println() の実行を繰り返します。
int i = 0; while (i < 10) { System.out.println(i); i++; }
■ 繰り返し(do while)
do while 文は、while 文と似ていますが、条件が偽でも最低 1回は処理を実行する点がことなります。
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int i = 0; do { System.out.println(i); i++; } while (i < 10);
■ 分岐(switch)
switch 文は、条件で指定した値に応じて処理を振り分けます。条件には数値のみを指定することができます。case 文の値には固定値を指定します。実行時に値の変わる変数を指定することはできません。default は、他のどの条件にもマッチしなかった場合に実行されます。
int n = 3; switch (n) { case 1: System.out.println("n is one."); break; case 2: System.out.println("n is two."); break; case 3: System.out.println("n is tree."); break; default: System.out.println("unknwon"); break; }
■ 処理を抜ける(break)
break は、最も内側の for ループ、while ループ、do ループや、case 文の残りの処理を飛ばし、処理を抜けます。Perl言語の last文に相当します。下記の例では、i の値が 5 の時に for ループを抜け出し、finish!! を書き出します。
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for (i = 0; i < 10; i++) { if (i == 5) { break; } System.out.println(i); } System.out.println("finish!!");
ラベルを指定することにより、多重のループを一度に抜け出すこともできます。下記の例では、i == 1、j == 5 の時に、loop1 のラベルで指定した外側の for ループを抜けます。ラベルには任意の名前をつけることができます。
loop1: for (i = 0; i < 10; i++) { for (j = 0; j < 10; j++) { if ((i == 1) && (j == 5)) { break loop1; } } }
■ 処理を繰り返す(continue)
continue は、最も内側の for ループ、while ループ、do ループ文の残りの処理を飛ばし、次のループを開始します。Perl言語の next文に相当します。下記の例では、i の値が 5 の時に println() の実行をスキップし、i が 6 のループに移ります。
for (i = 0; i < 10; i++) { if (i == 5) { continue; } System.out.println(i); }
break と同様に、ラベルで指定した多重ループの外側のループに作用させることも可能です。
■ ジャンプ(goto)
Java では goto 文はキーワードとして定義されていますが、サポートされていません。
Copyright (C) 2004 杜甫々
初版:2004年6月26日、最終更新:2004年6月26日
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