Samsung決算、スマートフォン好調で過去最高の営業利益 - ITmedia プロフェッショナル モバイル
韓国のSamsung Electronicsが1月27日(現地時間)に発表した第4四半期(10〜12月期)の決算は、売上高が前年同期比13%増の47兆3000億ウォン(約420億ドル)、営業利益は同79%増の5兆3000億ウォン(約47億ドル)だった。営業利益は過去最高を更新した。不調のディスプレイパネル部門をスマートフォンが補った。
「GALAXY S II」や「GALAXY Note」などのスマートフォンが好調だったテレコミュニケーション部門は、売上高が17兆8200億ウォン、営業利益は2兆6400億ウォンと、売上高・営業利益ともに過去最高を記録した。同社はスマートフォンの具体的な販売台数を発表しないが、前四半期より約30%増加したという。米調査会社Strategy Analyticsが前四半期の販売台数として発表した数字から推測すると、同四半期の販売台数は約3600万台とみられる。米Appleが発表した同四半期のiPhone販売台数3704万台に抜かれ、前四半期に獲得した首位の座をAppleに譲ったようだ。
その他の部門では、半導体部門は売上高が1%減の9兆1700億ウォンで営業利益が2兆3100億ウォン、ディスプレイパネル部門は売上高は8兆5500億ウォンで、営業損失が2200億ウォンだった。テレビや家電を扱うデジタルメディア&アプライアンス部門は売上高が4%増の16兆9600億ウォン、営業利益が5700億ウォンだった。
同社はまた、2012年に25兆ウォンを投資する計画を発表した。15兆ウォンは半導体事業に、6兆6000億ウォンはディスプレイパネルに充てるという。
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